【フラクタル構造のブログ記事を書く】複数話題詰め込み症候群を治す方法

1記事にどうしても複数の話題を書いてしまう

という悩みにお答えします。

 

読み手の心に刺さる記事を書くためには『ブログの1記事には1つの話題だけを書く』のが正解です。1記事に複数の話題を詰め込んではいけません。

 

私にはなかなかこれができませんでした。1記事にどうしても複数の話題を書いてしまう『複数話題詰め込み症候群』だったのです。

 

私が『複数話題詰め込み症候群』を治した方法を書きます。

 

本記事では、

フラクタル構造のブログ記事を書く事を意識する事で複数話題詰め込み症候群を治す方法

をお伝えします。

 

参考

本記事を書くために参考にした本を紹介します。RFP(発注者視点で提案書を募る資料)と提案書のマニュアルです。説得したい相手の視点を知る事ができます。
RFP&提案書完全マニュアル 改訂版 [ 永井昭弘 ]

目次

フラクタル構造とは

フラクタル構造とは図形の部分と全体が自己相似になっているものの事を言います。全体も部分も同じ構造をし続ける事です。

 

例を挙げます。

 

例1:ロマネスコという植物

  • 全体がとんがった円柱っぽい形をしています。
  • 一部のとんがりだけ見ても、とんがった円柱っぽい形をしています。
  • 一部のとんがりを構成するさらに一部のとんがりだけ見ても、とんがった円柱っぽい形をしています。

 

このような構造をフラクタル構造と言います。

 

例2:会社の部署

  • 事業部には部がいくつかあります。
  • 部には課がいくつかあります。
  • 課には係がいくつかあります。

 

これもフラクタル構造です。

 

ブログ記事では『1記事に1つの話題』を書く

ブログ記事では『1記事に1つの話題』を書くのが正解と言われます。なぜ1記事に1つの話題を書くのが良いのでしょうか?

 

これは読み手の立場になって考えると分かります。あなたが何かしらのブログの記事を読む時に最初から真剣に隅から隅まで読むことはありません。

 

つまり読み手はあなたの記事を読みたくないのです。読んでくれたとしても最初から真剣には読んでくれません。当然ながらこの記事も、笑。

 

その状態で1記事に複数の話題が書いてあったらどうでしょうか。違う話題が出てきたら「あれ?これどういうこと?」となって理解度が下がります。その結果、読むのをやめてしまいます。

 

つまり、1記事に複数の話題を書くよりも1記事に1つの話題を書く方が2倍も3倍も読み手の理解度が深まるんです。

 

どうしても1記事に複数の話題を書いてしまう

私は1記事に複数の話題を書いてしまう癖がありました。

 

私の場合、もともと人の役に立つ事を書こうと思ってブログを始めたのですが、いざ始めてみると書きたい事がたくさんありました

 

記事を書く途中に、あれも書きたい、これも書きたい、ええぃ両方書いてしまえ!ってなってしまっていたのです。複数話題詰め込み症候群です。

 

無意識でしたが振り返るとそうなっていました。

 

本来、話題が3つある場合はそれぞれを1記事にして合計3記事書くのが正しいです。

 

でも私が記事を書くと下のオレンジ部分を組合わせたような記事になってしまうのです。

 

読み手からすると話題が分散して理解しづらい記事になってしまっていました。

 

ブログ記事をフラクタル構造にする

私は、ブログの記事をフラクタル構造にする事を意識する事で、複数話題詰め込み症候群を治す事ができました。

 

(1) 1記事に1つの話題を書く

シンプルな記事の構成は以下です。

  • 冒頭で、この記事はこういう話題を書きますと宣言する(全体として1つの話題)
  • 具体例1
  • 具体例2
  • 具体例3
  • 最後に、この記事はこういう話題を書きましたとまとめる

 

さらに一歩踏み込んでみます。

 

(2) 1つの章に1つの話題を書く

これをする事で章の読みやすさが増し、理解度が深まります。先ほどの例だと

  • 具体例1:1つの話題
  • 具体例2:1つの話題
  • 具体例3:1つの話題

 

さらにさらに一歩踏み込んでみます。

 

(3) 1つの段落に1つの話題を書く

これをする事で段落の読みやすさが増し、理解度が深まります。先ほどの例で、具体例1の中に2つの段落があると仮定します。その段落1つに1つの話題を書きます。

  • 具体例1
    ・段落1:1つの話題
    ・段落2:1つの話題

 

全体をまとめるとこんな感じになります。

 

  • 冒頭で、この記事はこういう話題を書きますと宣言する(全体として1つの話題)
  • 具体例1:1つの話題
    ・段落1:1つの話題
    ・段落2:1つの話題
  • 具体例2:1つの話題
    ・段落1:1つの話題
    ・段落2:1つの話題
  • 具体例3:1つの話題
    ・段落1:1つの話題
    ・段落2:1つの話題
  • 最後に、この記事はこういう話題を書きましたとまとめる

 

 

このように、頭の中にフラクタル構造のイメージを作って記事を編集する事で、1記事に1つの話題を書く事が出来るようになりました。

 

『複数話題詰め込み症候群』をようやく治す事ができました。

 

【フラクタル構造のブログ記事を書く】複数話題詰め込み症候群を治す方法 まとめ

  • 1記事に1つの話題だけを書くと読み手の理解度が深まる事を知る
  • 頭の中にフラクタル構造のイメージを作って記事を編集する
目次