サラリーマンと政治家の共通点:管理職の悩みを解決する方法2選

管理職になって何かと大変。これまでは営業や技術の数字を自由に追求していれば良かったけど、管理職は人間関係などの悩みがある。この管理職の悩みを解決する方法を知りたい。

という悩みにお答えします。

 

私も管理職になりこの悩みを抱えていました。本当は自チームの仕事に集中したいのに、人間関係の悩みを解決する事を強いられるというジレンマから来る悩みです。

 

私は『サラリーマンの管理職は政治家と共通点が多い事』を理解し『サラリーマンの管理職は政治家である』と考える事で管理職の悩みを解決しました。

 

あなたは政治家です。そう考える事でこの悩みを解決できます。

 

本記事では、管理職の仕事に悩みを抱えているあなたに

サラリーマンの管理職と政治家の共通点を説明しつつ、管理職の悩みを解決する方法2選

をお伝えします。

 

目次

サラリーマンの管理職と政治家の共通点(1) 嫌われてはいけない

サラリーマン管理職と政治家の共通点の1つ目は、嫌われてはいけない事です。

 

サラリーマンが個人の目標を達成する場合は、個人の数字だけを追求すれば良いです。個人の数字を追及すると組織の数字に直結するので、成果も見えやすいです。

 

しかし、サラリーマンの管理職がチームの目標を達成する場合は、他の個人の数字を犠牲にする場合があります。

 

あなたが課長だとします。課としての成果を最大化するのに施策があれば、一部の課員にデメリットがあっても実行すべきです。

 

施策を実行するためには、あなたがその課員と信頼関係を作っておき、その信頼残高を一部消費する形で『申し訳ないけど今回は理解してほしい』と説明する必要があります。

 

そうしないと、その課員は辞めてしまい、課としての成果を最大化する事ができないでしょう。

 

この点は、サラリーマン管理職と政治家は同じです。

 

現在の政治家では小泉進次郎さんの人気が高いです。小泉進次郎さんは人から嫌がられる事を言わない事で『人気』という政治力を身につけています。

 

これは『政治力を得るためには本音を言ってはいけない』事が証明されていると言えます。時には本音を言わずに政治力を高める選択をする必要があります。

 

理想を掲げても実行できなければ意味がありません。厳しい政策を実行する場合は必ず犠牲になる人が出てきます。犠牲になる人の反対で政策を実行できないのは良くないです。

 

最初は信頼の貯金を作っておき、本当に自分がやりたい政策が出てきた時にその貯金を使って実行するのが政治家です。

 

管理職として悩みを抱えるあなたは、サラリーマンの管理職と政治家の共通点として『嫌われてはいけない』事を踏まえておく必要があります。

 

サラリーマンの管理職と政治家の共通点(2) 内政が大事

サラリーマン管理職と政治家の共通点の2つ目は、内政が大事である事です。

 

サラリーマンが個人の目標を達成する場合は、個人の都合だけを追求すれば良いです。

 

しかし、サラリーマンの管理職がチームの目標を達成する場合は、チーム全体の都合を追及する必要があります。

 

これは政治家と同じです。特に外交と同じです。

 

政治の外交においては、内政9割、外政1割と言われているそうです。つまり、外向けに何かを言う場合にはその前に内部の意思統一が最も困難かつ大切 という意味です。

 

これは相手の立場に立ってみると分かります。

 

  • こちらが良い提案をした
  • 相手が提案を受け入れて合意した
  • その後にこちらのメンバーがその提案に反対して結局交渉が不成立になった

となったら相手はどのように感じるでしょうか?

 

交渉するに値しない組織であるとこちらに対する信頼度を下げるでしょう。交渉相手の信頼を勝ち取るために内政の意思統一が出来ている事が重要なのです。

 

内政はサラリーマン管理職が他のチームとのやり取りをする際にも大切です。課長ならば課内の、部長ならば部内の意思統一が必要です。

 

管理職として悩みを抱えるあなたは、サラリーマンの管理職と政治家の共通点として『内政が大事』である事を踏まえておく必要があります。

 

サラリーマンの管理職と政治家の共通点(3) 結果を出すまでに時間が掛かる

サラリーマン管理職と政治家の共通点の3つ目は、結果を出すまでに時間が掛かる事です。

 

サラリーマンが個人の目標を達成する場合は、小回りが利くのでどんどん進められます。

 

  • 情報収集する
  • 実行する
  • ダメだったら諦める

のサイクルを高速で繰り返す事ができるので、結果が出るのが早いです。

 

しかし、サラリーマンの管理職がチームの目標を達成する場合は、結果が出るのに時間が掛かります。

 

『実行する』『ダメだったら諦める』のどちらの判断を下すのにも多くの承認が必要になります。

 

サラリーマンの世界では、課長が『カラスは白い』言えば白になりますが、部長が『カラスは黄色い』と言えば黄色になります。

 

管理職の仕事のほとんどは、判断を下すための準備に使われると言っても過言ではありません。新任管理職の時は私はやりたい事がすぐに出来ない事が精神的にきつかったです。

 

しかし、『結果を出すまでに時間が掛かる』事は政治家と同じであると理解する事で気持ちが楽になりました。サラリーマンの管理職は政治家と同じです。

 

政治家は実行部隊以外にも多くの人を動かす必要があるので、結果を出すまでに時間が掛かります。支持母体や党に自分の政策を説明して納得してもらう活動に多くの時間が掛かります。

 

管理職として悩みを抱えるあなたは、サラリーマンの管理職と政治家の共通点として『結果を出すまでに時間が掛かる』事を踏まえておく必要があります。

 

サラリーマン管理職の悩みを解決する方法2選

サラリーマン管理職の悩みを解決する方法は、政治家になるか起業家になるかの2択です。

 

(1) 政治家として大成して部長以上の役職に就く

 

『嫌われない・内政を充実させる・時間が掛かるのを許容する』の3つを受け入れてチームの成果を出し続けれられる人間性と仕事力を持っているなら、政治家を追及して会社で昇進するのが良いです。

 

 

(2) 政治家としてはやりたい事だけをやって、副業で起業家になる

 

『嫌われない・内政を充実させる・時間が掛かるのを許容する』の3つが苦手な方は会社で昇進するのを諦めて、起業家として副業をするのが良いです。

 

あなたが今40歳とします。もし3年後に部長になって50歳で役職定年を迎えるまで部長を続けると今より合計2000万円多く給料を得るとします。

 

部長になれるかは分からないリスクを受け入れて忍耐を続けるよりも、あなたに適性がある起業家として副業で10年で2000万円を稼ぐ能力を身につける方が合理的です。

 

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サラリーマンと政治家の共通点:管理職の悩みを解決する方法2選 まとめ

  • サラリーマンと政治家の共通点は『嫌われない、内政、時間が掛かるのを許容する』の3つ
  • 管理職の悩みを解決する方法は『政治家を追及して会社で昇進する、起業家として副業する』の2つ

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