TOEICは上手く受験すればもう少しスコアが取れそうだけど、どうすれば良いんだろう
という悩みにお答えします。
私は小手先テクニックだけでTOEICのスコアを130点上げました(730点→860点)。英語力は変わらずにスコアだけが上がった感覚です。『それずるいでしょー』という方法も含みます。
私は小手先テクニック推奨派ではありませんが、『あなたのライバルがTOEICの小手先テクニックを知って受験していて、小手先テクニックを知らないあなたが130点損している』のは事実です。
本記事を読んで小手先テクニックを知ると、あなたがこれまで取りこぼしていたスコアが取れるようになります。その結果、あなたの英語力をTOEICのスコアに正しく反映出来るようになります。
本記事では、
サラリーマンが800点取る方法の一部である、TOEICのスコア取りこぼしを防ぐ小手先術(Part7編)
をお伝えします。
TOEICのスコア取りこぼしを防ぐ小手先術(Part7編)の前に
TOEICのPart7は読解問題です。
問題用紙に英語の文章が1つまたは複数印刷されています。続けてその文章に対する設問と選択肢が印刷されています。
サンプル問題はこちらを参照ください。
私にとってPart7の読解問題の課題は時間通りに終わらない事でした。どんなに気合を入れても12問ぐらい残ってしまうのです。
たまに「全問解けた」と言って600点前後の方がいますが、もう少しじっくり解いた方が良いです。私は800点以上取っていますが、それでも全問は解けていないですから。
『どうやったら時間内により多くの正答数を獲得できるか』という点で小手先術を考えて実践し成果を出しました。
小手先術(1):リーディング時間の最初に長文を解く
私はリーディング75分中最初の45分をPart7の読解問題に使います。
Part5と6は残りの30分を使います。この時間ではPart7もPart5-6も全ての問題を解く事は出来ません。
Part7を数問Skipしますし、Part6は最低1問は解けずにタイムアップになってしまいます。
でもこの時間配分をすることで苦手なPart7に確実に45分使う事が出来るようになりました。
小手先術(2):設問を最初に読む
本文を読む前に問題文に目を通します。
これをやると効率的に本文を読めるようになります。トレーニングして自分のものにしてみてください。選択肢まで読む必要はありません。
私が推奨する 悪知恵 コツですが、
- 設問1を読む
- 長文の最初のフレーズを読む
これだけで設問1が解けてしまう場合があります。さらにその長文に対する設問があと1つしかない(合計2つの設問しかない)、という場合は、私はその時点でその長文を解くのを中止して適当にマークします。
その長文に使う時間は20-30秒です。空いた時間を他の長文に使います。
小手先術(3):英語が少ない問題から解く
英語が少ない問題を選んで解きます。問題を順番には解きません。
問題の冊子をぱらぱらとめくるとチャンス問題があります。それをまず解きましょう。
英語が極端に少ない問題はチャンス問題です。例えば『飛行機の時刻表・ホテルの食事のメニュー・買い物のレシート』などです。
一般常識で解ける問題もチャンス問題です。例えば、飛行機の時刻表があって、設問1が『カナダ行きの飛行機は何時発?』だったら表を読むだけで解けます。
もはや英語の能力は試されていません。
でもこれ、よく考えたら海外で自分が行っている事なんですよね。時刻表を見たり食事のメニューを見たりレシートを見たり。
さらに言うと、日本でもこの作業は行っていてその時に日本語はまともに読んでいません。
という意味では、実生活に沿った良い問題と言えます。解く立場としては、英語力は関係なく解けるのですから美味しい問題と言えます。
小手先術(4):Articleを後回しにする
Part7の長文は、Email、Letter、Notice、Article、Advertisement などがあります
Question 1-4 Refer to the following Email
のように設問の冒頭に書いています。
Email、Notice、Advertisementなどはある程度自分の経験を基に読む人や状況を想像しながら読むことができます。時刻表、アルバイト募集、などです。
しかし、Articleはゼロベースで読む必要があります。
全く知らない記事を背景から本題にわたるまで詳細に書いています。短時間でこれを読むのはきついです。というか効率が悪いです。なので
Articleを後回しにします。他の問題を優先的に解きましょう。
TOEICのスコア取りこぼしを防ぐ小手先術(Part7編)【サラリーマンが800点取る方法】 まとめ
- リーディング時間の最初に長文を解く
- 設問を最初に読む
- 英語が少ない問題から解く
- Articleを後回しにする