TOEICは上手く受験すればもう少しスコアが取れそうだけど、どうすれば良いんだろう
という悩みにお答えします。
私は小手先術だけでTOEICのスコアを130点上げました(730点→860点)。英語力は変わらずにスコアだけが上がった感覚です。『それずるいでしょー』という方法も含みます。
私は小手先術の推奨派ではありませんが、『あなたのライバルがTOEICの小手先術を知って受験していて、小手先術を知らないあなたが130点損している』のは事実です。
本記事を読んで小手先術を知ると、あなたがこれまで取りこぼしていたスコアを取れるようになります。その結果、あなたの英語力をTOEICのスコアに正しく反映出来るようになります。
本記事では、
サラリーマンが800点取る方法の一部である、TOEICのスコア取りこぼしを防ぐ小手先術(Part2編)
をお伝えします。
TOEICのスコア取りこぼしを防ぐ小手先術(Part2編)の前に
TOEICのリスニングのPart2は応答問題です。
まず英語の質問文の音声が流れます。続けてその音声に対する3つの回答の選択肢が読み上げられます。
問題用紙には質問文も回答の選択肢も記載されていません。サンプル問題はこちらを参照ください。
私のとってPart2の課題は、会話の内容は何となく分かるけど設問の答えが分からない時がある事でした。
『どうやったら設問の答えが分かるようになるか』という点で小手先術を考えて実践し成果を出しました。
TOEICのPart2はトレーニングすると一番簡単に成果が表れるPartです。私は以下の本を使ってトレーニングしました。
解きまくれ!リスニングドリルTOEIC(Part1&2)[イイクフン]
小手先術(1):会話の内容を理解しない
私はPart2を解く時に会話の内容を理解しようとしません。問題を解くための作業に神経を集中しています。
問題を解くための作業として、問題文が以下のどの種類かを判断しています。
- 疑問詞による質問
- Yes/Noで答える質問
- それ以外
Part2の多くの質問は内容を理解しないでも解けます。逆に、内容を理解しても質問のポイントを押さえていないと正答はできません。
小手先術(2):疑問詞による質問
どの疑問詞が使われているのかを聞きます。
Part2では疑問詞を絶対に聞き逃してはいけません。集中して聞いてください。
- When do you go for lunch?
- Where do you go for lunch?
で意味が全く違います。WhenかWhereかを聞き逃すと回答が出来ません。逆に、疑問詞さえ聞き取れれば多くの場合回答出来ます。
Whenだったら”Around noon”のような時間を示す回答、Whereだったら”ABC restaurant”のような場所を示す回答となります。
小手先術として、特に覚えておくと良い疑問詞があります。”Which” です。
Which one is the key to the main office?
(A) I’ll show you how to get there.
(B) The big one.
(C) I’ll give you a key.
Whichを使った疑問文に対する回答は、具体的な対象を言及して答える必要があります。具体的な対象を言及しているという観点で(B)を選択できます。
Whichだけ聞き取れれば正しく回答できる事がポイントです。
小手先術(3):Yes/Noで答える質問
Part2で、Yes/Noで答える質問にはひっかけ問題が多い印象があります。
Can I borrow your camera?
(A) I think I will.
(B) No, it isn’t.
(C) Of course.
No と回答している(B)が正解と思いきや、(C)が正解です。自然な英語は(C)です。
この辺はフレーズを知っているかどうかという実力勝負の所です。ただ、このようなひっかけ問題がある事を知っていると心の準備が出来ます。
それ以外の質問
上に挙げた問題以外は実力勝負です。例えば以下のような問題です。
I’m not sure I can carry all these books myself.
(A) Wait, I’ll give you a hand.
(B) Add them together.
(C) I think it will fit in the box.
「この本全部を1人で運べるか分かりません。」というコメントに対して「待って、手伝います」と言ってる(A)が正解です。
このような普通の会話には小細工はなく実力勝負しかありません。
TOEICのスコア取りこぼしを防ぐ小手先術(Part2編)【サラリーマンが800点取る方法】 まとめ
- 内容を理解しようとしない
- 『疑問詞』だけを聞く(“Which”はチャンス問題)
- Yes/Noで答える質問はひっかけ問題が多い事を知る