100切りを目指すゴルファーが練習場で出来るバンカーの練習法を知りたい
という悩みにお答えします。
100切りを目指すゴルファーのほとんどがバンカーが苦手です。理由は練習できないからです。
最高のバンカー練習法は、ゴルフ場のバンカーでコーチに付き添ってもらい一日中打ち続ける事です。しかし、そのような機会は普通の社会人にはありません。
でもバンカー練習法を工夫すれば、練習場の普通の打席でもバンカーショットを上達できます。
私は本記事で紹介するバンカーの練習法で、大の苦手だったバンカーを克服し、100切りを達成しました。
本記事では、
100切りを目指すゴルファーが練習場で出来るバンカーの練習法
をお伝えします。
本記事を書くために参考にした本を紹介します。クオータ理論を提唱している桑田泉プロのマンガレッスンです。マンガなので読みやすいです。
100切りに向けたバンカー練習法を理解するための前提と基礎知識
まず、バンカーの練習法を理解するための前提と基礎知識を書きます。
前提
本記事ではガードバンカーにおけるバンカーショットを想定しています。ガードバンカーとはグリーンの周りにあるバンカーです。
距離を稼ぐ必要はなく、確実に脱出してグリーンオンする事が要求されます。
基礎知識
普通のアイアンショットはクラブヘッドとボールが直接接触します。
それに対してバンカーショットは、クラブヘッドとボールが直接接触しません。クラブヘッドは砂を介してボールを動かします。
これをエクスプロージョンショットと呼びます。
練習場の普通の打席でのバンカー練習法
練習場の普通の打席でのバンカー練習法は下記です。
- サンドウェッジのクラブヘッドを限界まで開く
- 左を向いてアドレスする
- フルスイングする
- ボールを直接打つ(赤道部分を打つ感覚)
↓↓↓こんなイメージです↓↓↓
時計で例えると、2時の方向にヘッドを向けて、10時の方向に振る感覚です。これで20ヤードぐらいしか飛ばなければ成功です。
ボールは直接赤道部分を打ちます(重要なので再掲)。最初はなかなか当たらないかもしれませんが、勇気を持ってフルスイングで赤道にインパクトしてください。
ボールはかなり高く飛びます。ゴルフボールってこんな高い角度に飛ぶの?と思うぐらい高い角度で飛びます。練習場の天井に当たるかもしれないので注意してください。
ボールはスイングの方向よりもかなり右に飛ぶので、必ず左を向いてアドレスして打ってください。打球が隣の人にぶつかってしまうかもしれないからです。
無理なくインパクト出来るよるようになったら、スイング方向とフェースの向きを少しずつ変えてみてください。ボールが直進する組合わせがどこかで見つかります。
このくらいクラブヘッドを開いてこのくらい左を向いてフルスイングするとボールはまっすぐ20ヤードぐらい飛ぶ、という感覚を体にしみこませてください。
以上が、私が紹介するバンカーの練習法です。実戦では少し違う打ち方をしますので次項で説明します。
100切りに向けてバンカー練習法の成果を実戦で応用する
100切りに向けてバンカー練習法の成果を実戦で応用する場合の打ち方とマインドを書きます。
打ち方
実戦では練習と少し違う打ち方をします。
練習場ではボールを直接打ちましたが、実戦では、ボールの2センチ手前の砂を打ってください(エクスプロージョンショットを打ってください)。
↓↓↓ここを打つイメージです↓↓↓
『ボールの2センチ手前を売ってください』とアドバイスするとたいていの人は10センチぐらい手前の砂を打ちます。
2センチというと思ったより短いです。ボールの直下を打つぐらいの感覚で良いです。
スイングはフルスイングです。フルスイングしないと、バンカーから脱出できない可能性があります。
これでだいたい距離は7ヤードぐらい飛びます。高い軌道のきれいなバンカーショットが打てますよ。
マインドの持ち方
あなたは練習場で、フルスイングしても20ヤードぐらいしか飛ばない、という経験をしています。
もしミスショットをしてクラブヘッドとボールが直接当たってしまっても20ヤード以上は飛びません。
これが最悪値です。最悪値の傷が浅い事を知り安心してフルスイングしてください。
お助けToolとして、社会人ゴルフではこういうバンカー専用クラブを使うのも全然アリですよ。
【頑固な目玉も一発成功】 シャロップ サンド(バンカー専用ウェッジ) *ロフト60°70°
100切りに向けてバンカー練習法の成果をバンカー以外で使う
この打ち方はバンカーショット以外のシチュエーション、例えばラフやフェアウェイからのショットでも使えます。
『バンカー越えで砲台グリーンに向けて打つショット』『残り距離が20ヤード』のような場合は練習場と同じように直接ボールを打つ事も可能です。
かなり高い球が飛ぶので、同伴者に驚かれるかもしれません。
でもあなたは練習場で何度も実行したショットなので自信をもって打てるはずです。確実にあなたの引き出しの一つになっていますよ。
注意点として、普通にアプローチを打てる時はこの引き出しを使わない方が良いです。普通にアプローチした方が成功する確率が高いですからね。