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何らかの事情で正社員でいられなくなる場合があります。私も新卒でブラック企業に就職して苦労したのでよく分かります。
この記事を見て頂いているあなたもそうかもしれませんね。
私の経験はこちらにまとめました。
新卒の就職活動でブラック企業を選んでしまったけど命からがら脱出した話
苦境から立ち直りましょうね、というお話をします。
私は派遣エンジニアさんやフリーランスエンジニアさんと一緒に仕事をする事が多いです。この10年で合計100名以上の方々と接してきました。
彼らは非常に優秀です。B級プログラマの私は到底かないません。
私の結婚式ではその時に一緒に働いていた派遣エンジニアさんとフリーランスエンジニアさんが二人で飛び入りで漫才をしてくれました。
結婚式から10年経っても年賀状のやり取りをしている人もいます。
それぐらい密に接しています。
そんな私が断言します。
未経験者が成長するために「派遣エンジニア」という働き方はアリです。
経験と実績を身につける事で、将来の転職にもつながります。
本記事では、エンジニアとしての戦闘力を上げたいと考えているあなたにとって
世間的なイメージは決して良くないけど派遣エンジニアという働き方はアリだというお話
をお伝えします。
派遣エンジニアのメリット
派遣エンジニアとは派遣エンジニアとは一定期間で雇用される形態のエンジニアです。
IT業界は「○○社向け○○システム」のように一発物のシステムを開発する事が多いです。
業務はプロジェクト単位で進む事が多いです。プロジェクトにはスケジュールがあります。企業は、スケジュール内だけ人を増やしたい、というニーズを持っています。一定期間だけ雇用できる「派遣エンジニア」という形態が企業のニーズに合致しています。
派遣エンジニアは20万人以上いると言われています。
私は派遣エンジニアとして働いた事はありません。しかし、多くの派遣エンジニアやフリーランスエンジニアと一緒に働いた経験があります。
派遣エンジニアでもフリーランスエンジニアでも優秀な人もそうでない人もいます。優秀な人は契約を継続し、そうでない人は契約を継続しないので、結果として私は優秀な人と長い時間一緒に働いています。
「フリーランスとしてやっていく自信はないから将来は正社員になりたい」という人の第一歩として派遣エンジニアという働き方はアリです。
派遣エンジニアには以下のメリットがあるからです。
メリット1:多くの会社で経験を積める
私が契約する優秀な派遣エンジニアさんは2-3年いてもらう事が多いですが、一般的には派遣エンジニアは6ヶ月ぐらいの単位で現場が変わる事が多いです。
当たりも外れもあるでしょうが、多くの会社で経験を積める事はメリットと言えます。
派遣エンジニアとして多くの会社で業務をすると、多くの人の指導を受けられます。
実力者から可愛がられるだけのコミュ力は必要ですが、それはどの世界も同じです。
正社員だと在籍中はその会社1つしか経験できませんので、正社員よりも優れていると言えます。
メリット2:仕事を選べる
派遣エンジニアは仕事を選べます。自分が深めたい分野の技術があればその仕事に従事する事も出来ます。
アプリをやっていたけどインフラをやりたい、というように業務の幅を広げたい場合も対応が可能です。
正社員だと仕事を選ぶことは簡単ではありません。
メリット3:若いうちは給料は悪くない
20代ならば正社員でも派遣社員でも給料はそれ程変わりません。月給で25-30万円ぐらいではないでしょうか。
正社員にはないメリットを享受しつつ、正社員と同レベルの給料が貰えるのはメリットと言えます。
30歳を過ぎてからの給料の伸びは正社員に軍配が上がりますが、あなたが派遣エンジニアとしてスキルを身につけた後で30歳付近で正社員になれば条件は同じです。
メリット4:ある程度の責任を持って業務が出来る
派遣エンジニアは、与えられた開発業務をこなす必要がありますが、望めば正社員と同じような仕事ができる事があります。上流工程の企画~要件定義に参画する事も出来ますし、下流工程の販売に参画する事も出来ます。
上流から下流まで幅広く経験しておくことは、中途採用の就職活動で武器になります。
(補足)
私が正社員を採用するならば、フリーランスエンジニアの経歴を持つ人ではなく派遣エンジニアの経歴を持つ人を採用します。フリーランスエンジニアは秀でたスキルを持っている人がほとんどです。私が出会ったフリーランスエンジニアの方は非常に優秀で正社員になる事など視界にない人ばかりでした。その中で正社員になる事を希望する人というのはどちらかというと「落ちこぼれ」なんですね。優秀ならば正社員になる必要はないのですから。
オススメ派遣会社
派遣エンジニアとして働くためには派遣会社に登録する必要があります。
職務経歴書を書いて自分に向き合う事は必要ですが、後は派遣会社にお任せで話が進みます。
面接ではハキハキと回答出来ればたいてい合格すると思います。
登録は無料なので安心して登録してください。
No.1:パーソルテクノロジースタッフ(業界最大手)
パーソルテクノロジースタッフ は業界最大手のエージェントです。
「インテリジェンスの派遣」と「テンプスタッフ・テクノロジー」が統合した会社です。
パーソルテクノロジースタッフ には下記の特長があります。
●高単価&上流過程のお仕事案件に強い!
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2019年4月からは交通費が別途支給される事になりました。
大きいですよね。
パーソルテクノロジースタッフ は、ITエンジニア(ほかIT業界全般)・Webクリエイター・ものづくりエンジニアなどに特化した派遣サービスです。該当の職種としては下記のようなものがあります。
ITエンジニア、IT系専門職
開発エンジニア、ネットワークサーバーエンジニア、テクニカルサポート、ヘルプデスク、IT営業、ソフト/ハードウェア評価、PMO、SEアシスタント など
WEBクリエイター
クリエイター、ディレクター、プランナー、マーケター、デザイナー、コーダー など
設計・研究開発
機械設計、電気・電子回路、半導体、組込みソフト、CAE解析、生産技術(FA)、品質管理、建築・設備系設計、化学・材料研究開発、CADオペレーター、電気・機械評価 など
業界最大手ですし、とりあえず無料登録しておきましょう。
No.2:テクノウェイブ
テクノウェイブ の特徴は3つあります。
(1) 交通費全額支給
派遣は交通費が出ない所が多いです。
東京都産業労働局の調査(2013年度)によると交通費支給率は僅か20%です。
テクノウェイブでは交通費を非課税として全額支給されます。
意外と大きいですよね。
(2) IT系の仕事に強い
SEやプログラマなどIT系を中心に幅広い仕事に特化した独立系の人材派遣会社です。
既にご活躍の方はもちろん、これからITエンジニアを目指したい未経験の方にも最適です。
(3) オンラインによる無料学習
第一線で活躍するプロによるプログラミング学習動画を無料で見る事が出来ます。
プログラミングに限りませんが、勉強は動画が最適です。
分からなかったら何回でも見直せる・隙間時間に見れる事が理由です。一回じゃ覚えられませんからね。
未経験からでもITエンジニアを目指せる環境が整備されています。
無料登録してオンラインで学習を進めておくのもアリです。
No.3:ソフトウェアジョブズ
ソフトウェアジョブズ はソフトウェアのテスト・品質案件に特化したエージェントです。
私は欧米の企業と一緒に仕事をする事が多いのですが、欧米ではテストエンジニアっていうポジションが確率しているんですよね。日本でも、いる事はいますが欧米ほどは多くない感じがします。これから大きくなる可能性がある市場です。
テストの実行で経験値を高めてテスト設計が出来るようになると、開発の上流工程も出来るようになります。
テスト工程や品質に対する考え方・スキルを知る・身につけることで、マネジメントポジションはもちろん、品質分析担当や品質コンサルタント、PMO支援担当といった、開発工程の上流工程へ参画する道が大きく開けます。
テストエンジニアからキャリアアップしていく道もあるという事です。
手詰まり感のある開発者がテストエンジニアに転向するケースもあります。優秀なプログラマーに囲まれて将来不安な方なんかは一度チェックしてみてもいいかもしれませんね。
私が日本で一緒に仕事しているテストエンジニアで本当に優秀な人がいます。その人は「自分はプログラマとして一流になれなかったからテストエンジニアとして頑張る」と言っていました。今は「あの人にテストを担当して欲しい」とプログラマから引っ張りだこです。
まずは無料相談してみると良いですよ。
No.4:マスメディアン
マスメディアン は、宣伝会議、販促会議、ブレーン、広報会議などクリエイティブ・マーケティング関連の専門誌を発行し60年以上の歴史を持つ「宣伝会議」のグループ会社です。
4万人を超える転職支援実績を誇る広告・Web・マスコミの分野でNo.1クラスの転職・就職支援会社です。
広告・Web・マスコミ職種の中では、最大規模の求人数。正社員・契約社員の案件だけと思われがちなのですが、実は「派遣」求人も多数扱っています。
派遣期間終了後に相性が良ければ社員になれる「紹介予定派遣」の求人も多数あります。
マスメディアンから派遣就業した際の【福利厚生・特典】も充実しているのもポイントです。
クリエイターの方を対象にした派遣登録会というのがあります。
募集しているターゲットは
・広告・Web・マスコミ業界の経験者
・一般企業(事業会社)の宣伝、広報、マーケティング、デジタル・Web、クリエイティブ部門の経験者
です。
あなたが広告・Web・マスコミ業界に興味がある場合は、無料登録して話を聞いてみるのもアリだと思います。
プログラミングスクールという選択肢もある
いきなり派遣として働き始める事に不安がある場合は、まずはプログラミングスクールに行ってスキルを蓄える選択肢もあります。
PHPやRubyなどのWebプログラミングに着手するのが分かりやすくて良いと思います。
以下の記事を書きましたので見てみてください。
さいごに:中途採用の黄金期に備えて力を蓄える
中途採用には黄金期があります。30-35歳です。
30-35歳は、あなたの人生であなた自身を最も高い価値で売り込み出来る時期です。それまでに力を蓄えておけば、あなたが望むホワイト企業に就職できる確率は高いです。まだ伸びしろもあるのでその分も加味して評価されます。
私はホワイト企業で採用に携わった事があります。中途採用では我々の業務を遂行するための力を備えているかを見ます。30-35歳の人は派遣だとしても、スキルマッチする人は採用します。
世間的なイメージは決して良くはありませんが、エンジニアとしての戦闘力を上げたいと考えているあなたにとって
派遣エンジニアという働き方はアリです。
あなたの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました^^