ハロウィン定着時期と世界経済の関係:日本で流行った理由は?

ハロウィンって日本にいつ定着したんだろう?

という悩みにお答えします。

 

30代以上の人にとって、ハロウィンは子供の頃は身近ではなかったですよね。『ハロウィンって急に定着したなぁ』という感想をお持ちではないでしょうか?

 

実は『ハロウィンが急に定着した』という感覚は世界的に同じなんです。ビジネス臭がしませんか?これは世界経済を見れば分かります。

 

本記事では、

ハロウィン定着時期と世界経済の関係と日本で流行った理由

をお伝えします。

 

目次

ハロウィン定着時期と世界経済:日本にいつ定着した?

2000年頃には日本に定着していませんでした。この頃、私は大学生でしたがハロウィンを知りませんでした。

 

2000年頃に私はアメリカのとある田舎街でホームステイをしました。私の誕生日は10月です。その事をホストファミリーに伝えると『ハロウィンの近くだね』と言われました。

 

は?ハロウィンって何?

と思いました。

 

単語を聞いた事はありましたが、私にとってハロウィンは身近なものではありませんでした。

 

日本にいてハロウィンの日(10月31日)に何かの行事を行った経験はありませんでした。ハロウィンの日に何かの行事を見た事すらありませんでした。

 

『君の誕生日はハロウィンの近くだね』と言われた事は一度もありませんでした。という意味で『君の誕生日はハロウィンの近くだね』は非常に印象に残った一言でした。

 

ハロウィンが身近な若い人にとってはイメージが沸かないかもしれませんね。ハロウィンが身近なものではなかった事を説明する良いイベントがないかなぁと考えてみたら見つけました。

 

ホーリーです。

 

私はホームステイをした翌年の3月にインドに旅行に行きました。3月にインドやネパールで行われるホーリーというお祭りがあります。

 

アーグラーで参加したホーリーの体験談:3月のインドは要注意!

 

の記事に書いたように、『せっかく旅行に来たから』と現地の人と一緒に楽しませて頂きましたが

 

は?ホーリーって何?

って思っていました。

 

ホーリーって何となく聞いた事ありますよね?でも日本で3月生まれの人が『君の誕生日はホーリーの近くだね』と言われる事はほとんどないと思います。

 

当時の私にとって、ハロウィンとホーリーの知名度は同じぐらいでした。それぐらいハロウィンはマイナーなイベントでした。

 

日本でのハロウィン定着時期は?

ハロウィンが日本で定着し始めたのは2010年頃から です。

 

こちらはGoogle トレンドで『ハロウィン』で検索した結果のグラフです。

 

2010-2011年頃から『ハロウィン』の検索件数が増えています。2010年と2017年を比較すると約4倍に増えています。

 

Googleの検索数自体が増えているのでこのデータだけでは考察は出来ません。正規化するために『クリスマス』と比較します。こちらはGoogle トレンドで『クリスマス』で検索した結果のグラフです。

 

2010年と2017年を比較すると約2倍に増えています。クリスマスは継続した知名度のイベントだったと考え、2010-2017年でGoogle検索における全体の検索数が2倍になったと仮定します。

 

つまり、標準的な単語(クリスマス)と比べて『ハロウィン』の検索数はここ7年で2倍に増えていると言えます。

 

また、『ハロウィンが日本で定着したのは2010年頃から』は、私の肌感覚と一致しています。私も2010~2011年頃から日本(世間)が『ハロウィン』と騒ぎだしたなぁと感じていました。

 

さらに、『ハロウィンが日本で定着したのは2010年頃から』は、実は日本だけではないんです。私は仕事で外国人と話をする機会があります。

 

サンプルは少ないですが、私が一緒に仕事をしている中国、韓国、フランス、スウェーデン、インドの方と『ハロウィンがいつ定着したか』という話をするとみんな口を揃えて『2010年頃』と言います。

 

これら3つの一致は偶然ではありません。ハロウィンが急に定着した事にビジネス臭がしませんか?これは世界経済を見れば分かります。

 

ハロウィン定着時期と世界経済の関係

『ハロウィンが2010年頃から世界的に定着した』のはなぜでしょうか?それは、『2010年頃に世界経済を盛り上げる必要があったから』です。

 

2008年にリーマンショックが発生し、世界経済が停滞しました。そこで一部の人が『ハロウィンを世界的なイベントにして儲けよう』と考えて世界展開したのです。

 

世界的なビジネスを生み出せば世界経済全体が底上げされます。世界的な雇用も回復します。

 

私の友人でマスコミ関係の人がいるのですが、その人は『あの地域を盛り上げるためにメロンパンでも定着させるか』という軽いノリで地域振興化に成功しています。

 

そんなノリで『世界経済を盛り上げるためにハロウィンでも定着させるか』と考えて行動した人が絶対にいると考えています。

 

日本に限って言うと、10月頃って何もイベントがないんです。ブルーオーシャンだったわけです。10月は私の誕生日ですが、何のイベントとも被った事ないですから。

 

『ハロウィンでも定着させるか』と考えて行動した人達は、素晴らしいアイデアと行動です。何もない所から価値を作り上げたわけです。雇用を創出したわけです。

 

結果として世界経済が回復したわけです。その人達は超絶儲かったと思いますが、結果として全世界に価値を与えています。それで良いわけです。

 

世界経済が低迷している時に、それまで眠っていた『ハロウィン』というビジネスの可能性が花開き、日本および世界的にハロウィンが定着したのです。

 

ハロウィン定着時期と世界経済の関係:日本で流行った理由は? まとめ

  • ハロウィンが日本に定着したのは2010年頃です
  • 世界経済が低迷している時にビジネスの可能性が花開き日本および世界的にハロウィンが定着しました

 

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