家族がいてすぐには会社を辞められないけどいつかはセミリタイアしたい。いつ退職すればセミリタイアを加速できるかを知りたい。
という悩みにお答えします。
すぐには会社を辞められない気弱サラリーマンが、リスクを抑えつつセミリタイアするためには転職と副業を組み合わせる必要があります。これがセミリタ中期計画です。
40歳気弱サラリーマンのセミリタ中期計画【資産運用と収入の具体的内訳】
転職と副業(その先の起業)に共通するのは『退職』です。『いつ退職すればセミリタイアを加速できるか』という観点で退職戦略を考えました。
本記事では、気弱サラリーマンの退職戦略として、
いつ退職すればセミリタイアを加速できるか
をお伝えします。
退職戦略(1) 副業の時間を確保できない時に転職する
『副業の時間を確保できない時』に転職するとセミリタイアを加速できます。
気弱サラリーマンがセミリタイアするためには副業で成果を出す必要があります。副業で成果を出すためには時間の確保が最優先です。
会社の業務に長時間拘束される場合は、まずは拘束時間を減らす工夫をしてください。
こちらの記事に私が実践している方法を書きました。
【副業時間ストック術】会社の拘束時間を有給休暇1ヶ月分減らす方法
特に会社での残業時間が50時間を超えるような場合は危険水域です。50時間あればブログ記事を10個書けます。
もし拘束時間を減らす工夫をしても拘束時間を減らせないと判断した時に転職するのが、セミリタイアを加速する退職戦略です。
副業の時間を確保できない時に転職する
退職戦略(2) 給料の伸びしろに限界を感じた時に転職する
『給料の伸びしろに限界を感じた時』に転職するとセミリタイアを加速できます。
気弱サラリーマンがリスクを抑えてセミリタイアするためには、転職と副業を組み合わせて年収1200万円を達成するのが良いです。
年収1200万円あればそれなりの生活レベルにはなります。
こちらの記事にその具体的な方法を書きました。
地道に努力する前提でサラリーマンが高確率で年収1200万円稼ぐ方法7選
転職と副業を組み合わせて年収1200万円を達成するためには『給料の伸びしろ』が大事です。
例えば、
- あなたが1億円の売り上げを上げた時に、あなたが報酬として100万円もらえるのと、1000万円もらえるのとでは10倍の差があります。
- あなたが技術の特許を取得して商品化に繋がった時に、あなたが報酬として100万円もらえるのと、1000万円もらえるのとでは10倍の差があります。
あなたの年収はあなたが所属している組織に依存します。このまま今の会社で働くと100万円もらえるけど、転職したら1000万円もらえるかもしれません。
給料の伸びしろに限界を感じた時に転職するのが、セミリタイアを加速する退職戦略です。
給料の伸びしろに限界を感じた時に転職する
退職戦略(3) 職場での仕事をやり切ったと感じた時
『職場での仕事をやり切ったと感じた時』に転職するとセミリタイアを加速できます。
サラリーマンとして会社で仕事をする醍醐味は、個人ではできない経験を自分のものにして成長することです。
例えば以下です。
- 個人では動かせない大きなお金と組織を動かして大きな仕事をする事
- 個人では契約できない海外の組織と協業する事
- 個人では使えない最先端の技術と製造力を使って商品化する事
外から見ると安い給料でこき使われている会社員でも、『個人ではできない経験を自分のものにして成長する』形で会社を利用する事ができます。
会社での仕事に毎日9時間使うとして、そこで自分が成長スピードをできるだけ上げる事が大事です。
あなたが『職場での仕事をやり切った』と感じる場合は、その後の成長スピードが遅くなります。転職して成長スピードを上げましょう。
セミリタイアするためには、少しずつ副業にシフトしていく必要がありますが、あなたが本業で成長すると副業にも生かせます。例えば本業の経験をブログに書くなどの形です。
私は本業では会社でソフト開発を、副業では個人でアフィリエイトをやっています。本業の会社員で動かしているお金と組織は個人ではできないレベルなので、自分の成長に繋がっています。
職場での仕事をやり切ったと感じた時に転職するのが、セミリタイアを加速する退職戦略です。
職場での仕事をやり切ったと感じた時に転職する
退職戦略(4) 人間関係に悩んだ時
『人間関係に悩んだ時』に転職するとセミリタイアを加速できます。
人間関係に苦しむ人は多いですよね。私が相談を受けるほとんどの転職希望者は人間関係に悩んでいます。
『相手を変えるためにはまずは自分が変わる事』とよく言われますが机上の空論です。自分が変わっても、どうしようもない相手は変わってくれません。
会社はドライな組織です。目標を達成するために人を雇い、安価でこき使って成果を上げます。そんな組織で『どうしようもない相手を教育する』余裕はありません。
どうしようもない人には、どうでも良い仕事が与えられるので、それを静観しているのが良いです。
私のこれまでの同僚でダメな人の割合は約2割です。8割はダメじゃない人です。
『2割の人を教育して自分の味方にする(しかも成果が出るか分からない)』事に時間を使うよりも、『8割の人と交流する』事に時間を使ったほうがコスパが良いです。
2割のどうしようもない人が上司になってしまった場合に、環境をリセットするためのツールとして転職があります。
悪い人間関係を放置するとメンタルをやられてしまいます。メンタルをやられてしまうと癖になり再発を繰り返します。再度社会復帰することが困難になってしまいます。
ならば退職してしまうのが合理的です。
人間関係に悩んだ時に転職するのが、セミリタイアを加速する退職戦略です。
人間関係に悩んだ時に転職する
退職戦略(5) 副業で安定収入を得られるようになってから起業する
『副業で安定して売り上げを上げられるようになってから』起業するのが気弱サラリーマンの理想のセミリタイアです。
逆に言うと、副業に目途が付かない状態で起業するのはリスクがあるので、気弱サラリーマンにとって良くないです。
当たり前のことではありますが、ここをゴールにして逆算するのが良いという意味で『セミリタイアを加速する退職戦略』として挙げました。
満を持して副業を本業にしましょう。
副業で安定して売り上げを上げられるようになってから起業する
【気弱サラリーマンの退職戦略】いつ退職すればセミリタイアを加速できるか まとめ
- 副業の時間を確保できない時に転職する
- 給料の伸びしろに限界を感じた時に転職する
- 職場での仕事をやり切ったと感じた時に転職する
- 人間関係に悩んだ時に転職する
- 副業で安定して売り上げを上げられるようになってから起業する