脱ダメ上司!後輩に疎まれないためのゴルフマナー

ダメ上司にはなりたくないけど、ゴルフマナーに絶対の自信がない

という悩みにお答えします。

 

あなたはゴルフマナーを知らない事で、後輩からダメ上司と疎まれているかもしれません。

 

20代の若手がゴルフでマナー違反をしても先輩が指摘してくれます。

 

しかし、30代を超えた年配者がゴルフでマナー違反をしても指摘してもらう機会は少ないです。マナーを知らないダメ上司になってしまいます。

 

ダメ上司にならないためには、あなた自身でマナーを身につける必要があります。

 

本記事では、

脱ダメ上司!後輩に疎まれないためのゴルフマナー

をお伝えします。

 

目次

脱ダメ上司のゴルフマナーの重要性

社会人のゴルフにおいてマナーを習得する理由は『ダメ上司にならないため』です。

 

あなたが無意識にゴルフのマナー違反の行為をやり続けてダメ上司になってしまう事が良くないです。

 

仲間で回る分にはマナー違反は問題になりません。仲間以外の人と回る際に知らずにマナー違反を犯して相手を不快にさせてしまわないために、ゴルフのマナーを知る必要があります。

 

本記事では『他の方が打つときは静かに』のようにありきたりのマナーは書きません。私が、

 

  • レッスンで教えてもらった事
  • 本で読んだ事
  • 実際に体験した事
  • 先輩に教えてもらった事

 

の中から、これは社会人ゴルフに役に立つと考えるマナーを厳選して紹介します。

 

あなたも無意識にマナー違反をしていないか?という視点でチェックしながら読んでください。

 

脱ダメ上司のゴルフマナー:素振りは1回

打つ前に素振りを何回もしていませんか?

 

ゴルフは同伴者の方々に迷惑を掛けない気持ちを持って回る事が大切です。

 

『バンカーに入った時』『グリーンオンを狙うか手前に刻むか距離が微妙な時』など、迷っているときに時間を掛けるのは仕方ないです。

 

でもいつも何回も素振りをして時間を掛けるのはマナーとして良くないです。同伴者はあなたが打つのを待っています。遅くないプレーをすることは必要なマナーです。

 

私は『素振りは1回』というマナーをゴルフを始めてすぐに参加した初心者レッスンで学びました。

 

『素振りは1回というマナーがある事を他のゴルファーが意識している』事を知ってください。

 

あなたが素振りを何回もするをマナー違反と他の人は判断します。あなたに悪気がなくても、です。

 

 

私は『セカンドショットで12回素振りをしたダメ上司』『ティーショットで自分の番が来てから5分素振りをしたダメ上司』に出会った事があります。

 

どちらも目上の方だったのでその場では黙っていました。その後に運よく良い人間関係を構築できたので、飲み会の時に笑いながらやんわりと指摘しました。

 

『えっ、そうなの?知らなかったよ。』とおっしゃっていました。ご本人はマナー違反であることに全く気付いていなかったのです。ダメ上司です。

 

このように、悪気がないマナー違反を続けることは避けなければいけません。

 

脱ダメ上司のゴルフマナー:同伴者が打つ時に立つ場所

他の人がティーショットを打つときにあなたはどこに立っていますか??

 

実はこれには正解があります。打つ人が構えた時の背中側で、ボールより少し後方に立つです。

 

あなたの視界がこんな風景になる場所に立ちます。

 

この場所に立つ理由は、打つ人のスイング中に視界に入らないためです。少し考えれば当たり前なのですが実行していない人が多いです。

 

このマナーも「素振りは1回」と同様にゴルフを始めてすぐに参加した初心者レッスンで学びました。

 

「打つ人が構えた時の背中側で、ボールより少し後方に立つというマナーがある」事を他のゴルファーが意識している 事を知ってください。

 

あなたが打つ人の視界に入る事をマナー違反と他の人は判断します。あなたに悪気がなくても、です。

 

 

たまにものすごく狭いティーグランドがあります。

 

もしティーグランドに立つスペースがそれ程ない場合は安全な場所に立ってじっとしているだけで十分です。

 

マナーを守るために危険な場所に立つ必要はありません。何事もやりすぎは良くないです。

 

脱ダメ上司のゴルフマナー:ピンを持つ

『あなたが先にパットを打ち、惜しくも入らなかったがOKをもらった。他の同伴者はこれからパットを控えている』という場合はあなたがピンを持ってください。

 

ピンが既に抜かれている場合は、ピンのそばに立って他の人のプレーを見ながら待ってください。

 

間違っても、ラインが自分の想定と違った事を嘆いてグリーンの空いている所で練習してはいけません。

 

最初にホールアウトしたあなたがピンを持つのがマナーです。それを怠ると、2番目にホールアウトした人が『なぜあの人はピンを持たないのだろうか?』と思う事でしょう。

 

 

また、目上の人にピンを持たせない 事もマナーです。目上の人がピンを持っている状態で、あなたがホールアウトしたらすすんでピンを受け取りましょう。

 

 

さらに、キャディーさんがピンを持っている場合にすすんでピンを受け取る 事もマナーです。

 

キャディさんはピンを持つ役割から解放されると、同伴者が置いたクラブや傘を拾い集めたり、カートを移動したりのような他の仕事を開始できます。

 

そうすると組全体のプレーの進行速度が上がります。それを理解して、キャディさんにも協力してあげる事が大切です。

 

脱ダメ上司のゴルフマナー:グリーンフォークを持つ・目土を掛ける

    • グリーンで凹んだ部分を見つけたらグリーンフォークで修復する
    • ショット後にフェアウェイがえぐれてしまったら、目土を掛ける
    • (余裕があれば) ボールのある場所まで歩く際に目土袋を持ち歩き、ショットでえぐれた穴を見つけたら目土を掛ける

     

    ことを、マナーとして進んで実行してください。

     

    グリーンフォークは、落球で凹んだグリーンを修復するものです。こんな道具です。

     

    タイトリスト スコッティキャメロン グリーンフォーク

     

    目土は、主にアイアンショットでえぐれた穴を埋めるための土です。カートに備え付けられている目土袋に入っています。こんなものです。

       

      これらは、難しい事でも大変なことでもありません。

       

      実行可能なマナーです。プレーに少し余裕が出てきたら是非これらのマナーを実行してください。

       

      昔に一度だけ回った東大卒の経営者のゴルフ上級者の方が『難しい事でも大変な事でもないから』と言って常に目土袋を持ち歩いていました。

       

      『格好いいなぁ』と思ったのを覚えています。そんな人になりたいものです。

       

      脱ダメ上司のゴルフマナー:ボールのマークは必要最小に

      • 残り50センチのパットでマークする
      • ボールギリギリにマークして、リプレースする時に少しだけカップに寄せてボールを置く

       

      という行為はルール違反ではありませんが、マナーの観点では少し考える余地があります。

       

      • 何度もボールをマークして拾い上げると、プレーの進行速度が遅くなり同伴者と後続の組に迷惑を掛けます
      • リプレースでカップに寄せる行為は、同伴者が見ていて気持ちの良いものではありません

       

      私は、1メートル以内のパットはマークせずに打つことにしています。私のプレーを見た上級者の方に『見ていて気持ちが良い』と褒められたことがあります。

       

      その方は、マークをボールの3センチ後ろに置くそうです。リプレースでカップに寄せているマナー違反なプレーヤーと思われたくないからだそうです。

       

      もし、私が『リプレースでカップに寄せる』行為をしていたら

       

      • その方にマナー違反と思われていた事でしょう
      • 私はマナー違反と思われた事に気づかなかったでしょう
      • その方が『ボールの3センチ後ろに置く事をマナーと考えている』という情報を得られなかったでしょう

       

      私はダメ上司になるところを間一髪避ける事が出来ました。

       

      脱ダメ上司!後輩に疎まれないためのゴルフマナー まとめ

      • 素振りは1回だけ
      • 他の人が打つときは背中側の後方に立つ
      • ピンを持つ
      • グリーンフォークを持つ、目土を掛ける
      • ボールのマークは必要最小に
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