面接官を誘導するための準備2選:転職面接では質問に答える必要はありません

どんな準備をすれば自信を持って転職面接に臨めるでしょうか?

という相談を受ける事があります。

 

私は社内と社外合わせて4回転職した経験があり、全てで成功しています。転職面接で必要となる『面接官を誘導するための準備』をきちんとしていたからです。

 

私もどんな準備をすれば面接に自信が持てるのかを悩んだ時期がありますが、ある時に『面接官を誘導する準備』が必要である事を知り、それ以降は面接で失敗しなくなりました。

 

転職面接では質問に答える必要はありません。『面接官を誘導するための2つの準備』をすれば成功できます。

 

この記事を読むと転職面接で何を準備すれば良いかが明確になります。私がこのアドバイスをすると感謝される事が多いです。

 

本記事では、転職の面接が不安なあなたに向けて

面接官を誘導するための2つの準備

をお伝えします。

 

目次

面接官を誘導するための準備の前に:転職面接における成功・失敗とは?

転職の面接における成功/失敗とは何でしょうか?私の定義はこちらです。

 

成功とは?

言いたい事を言い切った状態 = 面接官に自分の能力と実績を十分に伝えられた状態

 

失敗とは?

言いたい事を言い切れなかった状態 = 面接官に自分の能力と実績を十分に伝えられなかった状態、または、面接官に自分の能力と実績以上の事を伝えてしまった状態

 

転職の面接における成功とは あなたが言いたい事を言い切れた状態 です。

 

私は面接でいつも合格している訳ではありません。不合格になった事もあります。不合格になったら凹みます。

 

でも、言いたい事を言い切った上での不合格なので納得しています。俺には無理だった

 

振り返ると不合格になって正解だったと思う事もあります。もし合格していたら精鋭ぞろいの中で埋もれてメンタルがやられてたかもしれませんし。

 

私は転職の面接で「言いたい事を言い切る」事に自信を持っています。そのために行っている転職の面接の準備をご紹介します。

 

転職面接で面接官を誘導するための2つの準備

転職面接で成功するためには面接官を誘導する必要があります。それに必要な準備は2つだけです。

 

  • あなたが過去にやった事を文章でまとめる
  • あなたが未来にやりたい事を文章でまとめる

 

それぞれを読み上げると10分になる程度の分量の文章を書いてください。合計20分です。

 

転職の面接では相互のやり取りが発生するので、これだけ用意すれば60分は話せます。

 

5つぐらいのカードに分割するのが良いです。こんなイメージです。

 

  • あなたが過去にやった事 →A、B、C、D、E
  • あなたが未来にやりたい事 →F、G、H、I、J

 

転職面接で成功するために面接官を誘導する準備が必要な理由は、面接官がこの2つを知りたいと考えているから です。

 

私は転職の面接官をする事がありますが、毎回応募者にこの2つの質問をしています。

 

面接官を誘導する準備が必要な理由

あなたは面接官の質問に対して正しく回答していますか?YESと思った方は要注意です。

 

面接官の質問に論理的に正しく回答する必要はありません。

 

例えば以下の質問に対してどのように回答するでしょうか?

 

Q1. 今どんな仕事をしていますか?

Q2. どんなアプローチでその課題を克服しましたか?

Q3. どんな業務で力を発揮したいですか?

Q4. あなたの強みは何ですか?

 

 

転職面接では、面接官の全ての質問に対して、あなたが準備した2つの文章である『あなたが過去にやった事 か あなたが未来にやりたい事』を使って回答するのが正解です。

 

たとえ面接官との質疑応答が正しくなかったとしても面接官を誘導するのです。

 

Q1とQ2には「過去にやった事」を回答します

Q3とQ4には「未来にやりたい事」を回答します

 

 

上の例はQ1-4の質問に正確には回答していないかもしれません。でも 面接官が本当に聞きたい事はあなたの過去と未来 なのです。

 

面接の時間はこの2つを面接官に伝達する方向に面接官を誘導してください。

 

面接官は質問に対して受け答えが論理的か?なんて見ていません。もしそれが理由で落とされるならば、ご縁がなかったと思ってあきらめましょう。

 

準備した事を言い切った上での不合格は仕方ないです。募集元の要望とマッチしなかったとあきらめが付きます。しかし、準備した事を言えずに不合格になるのは後悔に繋がります。

 

面接官を誘導した体験談

面接官が面接に慣れていない事があります。良いコミュニケーションをするために応募者のあなたが面接官を誘導してあげる事も時には必要です。

 

私も一度イマイチな面接官に当たった事があります。

 

とりあえず今何してますぅ?

みたいな感じでした。

 

『面接官が面接に慣れていないな』と感じた時は面接官の質問に論理的に正しく回答する必要はありません。

 

面接官が本当に聞きたい事はあなたの過去と未来です。準備した内容を使って面接官を誘導してあげましょう。

 

私は面接官の質問のいくつかを完全に無視して自分の過去と未来を語り続けました。結果として良いコミュニケーションが取れて合格しました。

 

面接官を誘導するための準備2選:転職面接では質問に答える必要はありません まとめ

  • 転職面接で準備すべきことは、あなたが過去にやった事 と あなたが未来にやりたい事 を文章にする事です
  • 面接官の全ての質問に対して準備した文章を使って回答し、面接官を誘導するのが正解です
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